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FTにしてはそうそうたるメンバーが揃って見どころは多い。とりわけ佐藤友和、稲垣裕之、石橋慎太郎、この3人の激突はFT戦ではまず見る事が出来ないので注目したい。他にもS級トップクラスの実力者や勢いのある若手先行も揃っているだけに面白くなりそうだ。
まず気懸りなのは佐藤友和の復調度合だろう。高松宮記念杯を欠場するのだから、かなりの怪我だったに違いない。相手は気を抜くとやられてしまう選手ばかりなので復調度合に注目したい。
かたや石橋慎太郎は絶好調そのもの。主導権取りに自信を付けてきており、ダッシュ良く出切ってしまえば、その上を捲る事は厳しい。駆け方の幅が広がった事で成績も飛躍的にアップした。
稲垣裕之の課題はグレードレースでの走り方にある。FTでは数多く優勝しているだけに、力が有るのは間違いない。今回は前記の2人を相手にしなければならず、記念並みの気構えで臨まないといけない。ここで勝てる様なら本物と言える。
マーク陣では小野俊之の名前が真っ先に挙がる。近況は安定こそしているが1着が少ないのは不満。展開に左右される事もあるが、本来の力ではない感じ。主張した位置はほぼ回れる選手だけに、あとは以前の様な差し脚を戻して欲しい。
安定感なら三宅伸も負けていない。自ら捲る事はほとんど無くなってきたが、捲りに乗って突っ込んでくるスピードは健在。気負わず、切れ目から伸びてくる印象は相変わらず。激しいレースが予想される今回は三宅向きかもしれない。
稲村成浩が自在脚をいかんなく発揮している。高松宮記念杯でもカマシてみたり、まだまだ自力でも戦える事を証明。番手回りは増えてきているが、本来は自分で好きに走った方が持ち味を発揮出来るので面白い。
最後はやはり地元の白戸淳太郎だろう。近況は連絡みが少なくなってきただけではなく、自分の思い通りの走りも出来ていない。だが、地元戦では結果も内容も要求される。かなりのプレッシャーはあると思うが、石橋にしっかり付いて行けばチャンスは十分にある。
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